西多摩の名物・名所

奥多摩町
日原鍾乳洞
東京都の天然記念物に指定され、関東でも唯⼀のスケールを誇る鍾乳洞。年間を通じて11度という洞内は、夏はひんやり涼しく、冬は暖か。荘厳な雰囲気を漂わせる白衣観⾳をはじめ、巨大なカエルを思わせるガマ岩、時の彼方に引き込まれそうな天井知らずなど、幻想的な景観を繰り広げている。

奥多摩町
奥多摩むかし道
JR奥多摩駅から、奥多摩湖までの約10キロの旧⻘梅街道を歩くコースで。自然にとけこむようなのどかな集落のたたずまいと、2カ所の吊り橋から⾒た渓谷が魅力。峠や橋のたもとには江⼾時代の信仰を伝える道祖神や⾺頭観⾳などが往時のままに残り、昔の面影を偲ばせている。

奥多摩町
鳩ノ巣渓谷
吊り橋(鳩ノ巣小橋)の手前約40mの断崖の下、多摩川が巨岩・奇岩の間を流れる鳩ノ巣渓谷。11月上旬から見ごろを迎える紅葉シーズンはひときわ美しく、渓谷の両側が朱色と黄色で彩られる。

奥多摩町
わさび田
日本三大わさび生産地の一つである奥多摩は、山からの湧水や沢水にミネラル成分が豊富に含まれている。年間通じて水温が一定で夏でも20度に届かないため、おいしい本わさびが育つ。江戸時代には渓流を利用して沢沿いにわさびが栽培され将軍にも献上されていた。今も山奥には昔ながらのわさび田が数多く存在する。

奥多摩町
奥多摩湖
奥多摩湖(正式名称を小河内貯水池)は、水道専用貯水池としては日本最大級を誇り、1957年以来都民の水瓶として生活を支えています。周辺は東京都水源林や、桜の名所、奥多摩むかし道など、自然や歴史に親しむには絶好のロケーションです。